サロン用のオープニング・リード
(公式戦併用)
以下の約束は,基本としては,途中のリードでも同じ.但しプレイが進んで或る程度状況が明らかになって来ていれば,パートナーが誤解しないように気をつけながら,より有利そうに見えるプレイを試みるのも良い.
(1)対スーツ・コントラクト
- 基本の約束
- ダブルトンは常にtop
- 2枚以上絵札が続いていたらtop.
- それ以外で絵札が有ればlo
- 10は絵札として扱う.
- 109は2枚続きの絵札と見做す.
- 但し10が有ってもリードバックしてほしくないときは,クズ札のtopをリードして「トップ・オブ・ナッシング」(後述)に見せかける.(カンター式)
- Aceについて
- (NTの場合とは全く違う.)
- Aceの下打ち金輪際無し.
- AK+はO.L.に限りAceから,途中ではKから.
- AKダブルトンは,O.L.でもKから.
- クズ札だけのスーツ
- クズ札だけのスーツ3+枚は top 「トップ・オブ・ナッシング」
- パートナーがビッドしたのにサポートを示していないときに限り lo(カンター式)
(2) 対NTコントラクト
- 基本の約束
- 絵札の定義は上と同じ.
- ダブルトンは上から.
- パートナーがビッドしたスーツをリードする場合は(1)の対スーツ・コントラクトと同じにする.
- クズ札
- は4枚迄は,やはり(1)の対スーツ・コントラクトと同じ.
- 5枚以上のとき,十分なサイド・エントリーが有ればば4thベスト.
- 絵札が有るとき
- 絵札3枚以上連続なら(間が一つだけ飛んでいても可.),タッチング・アナーのtop.
- それ以外はlo(3枚スーツ)か4thベスト.(ダブルトンは上から)
- A,Qの特約(O.L.に限る.)
- A又はQがリード(O.L.に限る.)されたとき絵札が有れば最高位のを出す(負ける).>
- 無ければカウント・シグナル(奇数偶数).
- パートナーがリードしたスーツ
アティチュード(好き嫌い)
Hi 好き
Lo 嫌い - デクレアラーかダミーがリードしたスーツ
カウント(奇数偶数)
Hi 偶数枚
Lo 奇数枚
切り札にはシグナル無し. - O.L.がダミーのシングルトンだった場合の特約
スーツプリファレンス(スーツ指示)
Hi ランクが高いサイドスーツ
Lo 〃 低い 〃