OLとシグナル    p1    (つくばSci)
OLとシグナル

目次


I. サロン用のOLとシグナル

  (公式戦併用)

(付) 切り札のシグナルについて

  トランプ・エコー他(右欄外)

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II. MUD (←クリック)

III. UDCA (←クリック)

IV. カンター式 (掲載予定) 










page top ol1 (14/10/29)

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I.    サロン用のOLとシグナル (公式戦併用)

(1)対スーツ・コントラクト
  • 基本の約束
    • ダブルトンは常にtop
    • 2枚以上絵札が続いていたらtop
      ミッドシーケンス(中間の絵札続き)でもそのtop
    • それ以外で絵札が有ればlo
  • 10は絵札として扱う.
    • 109は2枚続きの絵札と見做す.
    • 但し10が有ってもリードバックしてほしくないときは,クズ札のtopをリードして「トップ・オブ・ナッシング」(後述)に見せかける.(カンター式)

    • Aceについて
      • (NTの場合とは全く違う.)
      • Aceの下打ち金輪際無し.
      • AK+はOLに限りAceから,途中ではKから.
      • AKダブルトンは,OLでもKから.
    • クズ札だけのスーツ
      • クズ札だけのスーツ3+枚は top 「トップ・オブ・ナッシング」
      • パートナーがビッドしたのにサポートを示していないときに限り lo(カンター式)
    (2) 対NTコントラクト 
    • 基本の約束
      • 絵札の定義は上と同じ.
      • ダブルトンは上から.
      • パートナーがビッドしたスーツをリードする場合は(1)の対スーツ・コントラクトと同じにする.
    • クズ札
      • は4枚迄は,やはり(1)の対スーツ・コントラクトと同じ.
      • 5枚以上のとき,十分なサイド・エントリーが有ればば4thベスト.
    • 絵札が有るとき
      • 絵札3枚以上連続なら(間が一つだけ飛んでいても可.),タッチング・アナーのtop.
      • それ以外はlo(3枚スーツ)か4thベスト.(ダブルトンは上から) 
    • A,Qの特約(OLに限る.)
      • A又はQがリード(OLに限る.)されたとき絵札が有れば最高位のを出す(負ける).
      • 無ければカウント・シグナル(奇数偶数).
    (3)シグナル
    つぎの3通りの場合を峻別する.
    1. パートナーがリードしたスーツ アティチュード(好き嫌い) hi 好き  lo 嫌い
    2. デクレアラーかダミーがリードしたスーツ カウント(奇数偶数)
       h
      i 偶数枚
       l
      o 奇数枚 
      切り札については通常の場合にはシグナル無し。(右欄外みよ)
    3. OLがダミーのシングルトンだった場合の特約(「ラビンサル」と呼ばれる.) スーツプリファレンス(スーツ指示)
       hi  ランクが高いサイドスーツ 
       
       lo   〃   低い  〃 

    [以下の項目は、2014/10/29補足。]

    (4)対NTで5+枚スーツをリードするときの高度な取り決め.

    次のリードは作戦的に有利なので世界標準の一つになっているから、慣れて来たら、覚えて取り入れた方が良い。

    対NTで1098又は1097をミッド(中間)シーケンスとして含む5+枚からは、通則通り10をリードするが、1096x以下は4thベストにする。

    A1096x, K1096x, Q1096xからは6(4thベスト)

    これに対して、以下は全部基本通り。

    5枚でも4thベストが7だったら:
    A1097x, K1097x, Q1097xからは10(2ndベスト)

    J10ならJ:
    AJ10xx, KJ10xxからはJ(〃 

    4枚しか無ければ10:
    A109x, K109x, Q109xからは10(〃 〃)

    (5)Kのアンダーリード.

    Kのアンダーリード(絵札としてKだけを持って居るスーツからxをリードすること。)については、私の世代のように禁忌(タブー)視していて、
    ●真にやむを得ないか、
    ●スラムのときにデクレアラーにプレッシャーをかけるための手段としてのみ認めて居た古典派と、

    その意識を全く持たないし、習ったことも無いという育ち方をしたアプレゲール(戦後派)?!、いや若くて優秀な方、とにハッキリ分かれて居ます。

    しかし、近年さまざまな国のさまざまな教師や研究家がネットで自分の見解を書くことが増えるにつれて、Kのアンダーリードを明示的に擁護する(つまり昔の禁忌を認識しているわけです。)人も居ると同時に、一頃は影を潜めて居た古典派的な意見を述べる人も相当に復活して来て居ます。

    昔のようにKのアンダーリードを避けたのは単なる迷信だったかというと、そうではなくて、誰もが魅力を感じないQxxxからのリードよりも、Kxxxからのリードの方が損をする度合いが大きいことは、知られて居ました。

    このことは、ここ数年間の生徒さんのブリッジを観察した結果からも裏付けられていますから、私の意見としては、余程上達してKのアンダーリードをする方が効果的なディフェンスになると判断できるようになるまでは、デクレアラー(とパートナー)を騙すため以外は、積極的に選択しないことを強くお勧めします。

    ただパターン化した事柄ほど、オポーネントに手の内を示すことになるというデメリットが有ります。しかしながらその本質はビッディング・システムを正確にすることと同様に、時たま出鱈目な人の方が得をすることが起こるのと似た話ですから、各自が進歩の度合いに応じてメリットとデメリットを考えるべき問題です。(大抵の場合は、アバウトとか出鱈目をやるには十年早いものですが。)

    OL オープニング・リード

    左の約束は,つくばSciの標準的なものであり,公式戦に出場する場合でもデフォールトとして採用しています.
       ____________


    OLの約束は,基本的に,途中のリードでも同じ.

    但しプレイが進んで或る程度状況が明らかになって来ていれば,パートナーが誤解しないように気をつけながら,より有利と考えるプレイを試みるのも良い.


    この約束は,基本的には常識的な『21世紀のコンベンション(続)』†に拠っていますが,2つだけカンター式(下をみよ)から魅力的な戦法を取り入れています.
    ______

    † ACBLテキストのJCBL邦訳p106−107第7章の「まとめ」
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    カンター式はどこが違うか:

    OLに限れば,左の方式に,“コーデッド10&9”と呼ばれる約束を付け加えただけのもの.
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    AKxからのリード:

    切り札コントラクトの場合のOLに限り(つまり途中のリードではKから。)、ACBLテキストでもカンター式でも採用しているAceからにします.

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    (付) 切り札のシグナル


    切り札については通常はシグナルはしないが,ラフが可能な場合には,トランプ・エコーという有名なシグナルが有る.


    トランプ・エコー
    とは:

    ラフが2回以上可能な時に,わざと最初にhi次いでloでラフすると,3枚目の切り札が有ることが伝わる.

    トランプ・エコーは、切り札を狩られている場合でも、ラフを示唆できるときは、3枚―ときにそれ以上―を示すために使える。)

    更に,パートナーにラフさせる側のリードシグナルとして,

    lo
    hi)カードをリードするのは,ラフの後ランクの低い(高い)方のスーツをリターンすれば,もう一度自分に入るエントリーになり,2度目(以降)のラフをさせることが出来る意味になる.
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